
どうも、「ゆるしば住宅ブログ」管理人のしばろうです。
きっと、このページをご覧になっているということは、



家を買う事に興味はあるけど、なかなか行動に移せない。
何かきっかけがあれば…
と、考えているのではないでしょうか?
わかります。
実はわたしも近い考え方を持っていました。
本記事ではわたしが家を建てる前に悩んでいたことや、家を建てることについての考え方、家を建てる時の判断基準について綴っていきます。
まず、わたしが家を建てるかどうか判断するために基準にしたポイントは
・自分と同居する家族の年齢
・世帯年収と個人年収
・同居する家族の人数
・貯金額
・人生の節目かどうか
の5つのポイントです。
これれのポイントについて説明をしていく前に、わたしの悩んでいたことについて少しお話しをさせて頂きますね。
しばろうの抱えていた悩み
ここにはわたし個人の悩みを書いていきますが、これから家を建てようとしているあなたもきっと同じ悩みを抱えているはずです。
わたしの悩みに共感したうえで、本記事を読むことで住宅購入の後押しができれば嬉しいです。
住宅ローンを払っていけるのかが不安
わたしが抱えていた悩みの1つは「住宅ローンが支払って行けるのか?」ということです。
わたしが住んでいる地域は、当たり前のように戸建てに住むという感覚のある地域です。
そのため、当然のようにわたしも持ち家に住むつもりでいましたが、大人になり、自分の力で稼ぐようになったことで生活することの大変さを知りました。
そんな時、



住宅ローンを払いながら家族を生活させていけるのかな?
という、どうしようもない不安に襲われていました。
これから先の人生、その場所に住むって決めていいの?
こんなことを考え始めたら何も進まない!
と、今なら笑って言えるような悩みですが、当時はかなり真剣に悩んでいました。
アパート暮らしは、生活状況の変化や仕事の都合で転勤となっても「しょうがないことだ」と割り切ればすぐに引っ越せますが、持ち家となるとそうはいかないですよね?
利便性を選べば土地の値段は高くなるし、その逆も然り、、、
子供が大きくなったら学校は遠くないか?
夫婦、お互いの職場から通いやすいか?
年をとった時にいつまでも車は運転できない、他の交通手段は?
とか、とか、とか、
そんなことを考えていたら、なかなか「家を購入」することをためらってしまいました。
ですが、これから書くことを意識することで自然と不安は解消され、悩みも消えていました。
これら、わたしの悩み解消につながった5つのポイントについて説明していきますね。
自分と同居する家族の年齢



家を建てるのに年齢って関係あるかな?
年齢制限があるわけじゃないし、いつでもいいんじゃない?



うん、別に家を建てること自体に年齢は関係ないよ。
ただね、住宅ローンの返済期間が関係してくるんだよ。



あっ、やっぱりお金が関係してくるのね。



まぁ、家を建てるのも「買い物」の1つだからしょうがないよね。
年齢と住宅ローンについて詳しく説明していくね。
一見、関係ないような「年齢」と「住宅ローン」。
でも、実際は見落とすと痛い目にあう可能性があるんです。
年齢と住宅ローン
大体の人が家を建てるとき、ハウスメーカーや提携している銀行からお金を借りて家を建てると思います。
その時に提示されるプランの代表が「フラット35」。これは35年かけて住宅ローンを返済してくださいね、というプラン。
35年は長いな〜、と思うかもしれませんが借りる額が額ですからこんなもんです。
注目すべきは「いつ支払いを始めて、いつ終わるのか。」
今、あなたが35歳だとすれば支払いが終わるのは70歳…定年を超えても数年支払いが続きます。
まぁ、退職金をあてて繰上げ返済をする人も多いようです。
今度は、25歳だった場合、支払いが終わるのは60歳…第二の人生を歩むにはちょうどいいタイミングですが、これから子供の出産があったり、まだ給料も少なめのタイミングで住宅ローンを払っていけますか?
こんな風に考えると住宅購入と年齢は関係性が出ますよね。ちなみに一般的には30〜40歳で購入する方が多いようです。
子供の成長具合も大事な要素
住宅購入は子供の成長具合も考慮した方がいいです。
その理由としては、
- 引越しをしたタイミングで子供の学区が変わり、転校の必要がある
- 新築の家に落書きや傷が付くかも
子供がある程度大きく、中学受験や高校受験のタイミングであればある程度気にしなくてもいいかなと思いますが、小学校の途中での転校は避けたいところ。悪く影響するとは限りませんが、不安材料はない方がいいですよね。
世帯年収と個人年収



悩みの1つだったポイントがこれ!
ここに書いてあることを知って気が楽になったよ。



まぁ、やっぱりお金のことがポイントになるよね。
でも、世帯年収と個人年収の両方がポイントになるの?



うん、個人的には世帯年収という考え方に落とし穴があったよ。
わたしが抱えていた悩みを解決した決め手のポイントです。
悩みを解決してくれましたが、後々ちょっとした落とし穴もあったんです。別に法律的なこととかではなく、個人的な考え方の問題ですけどね。
恐らく住宅購入を考えているあなたも「お金」の面での悩みが大きいはず。早速、内容を読んでみましょう。
無理のない世帯年収の目安
一般的な情報の持ち出しになり、幅も広いですが、住宅購入を考えている家庭の平均世帯年収は
「600万〜700万円」
だそうです。
大体、住宅ローンの審査をするときの借入可能目安が世帯年収の5倍と言われているので、平均からすると
「3,000万〜3,500万円」
の家が建てられることになります。
どのハウスメーカーも(ハイコストメーカーは除く)2,000万〜2,300万円ぐらいで建てられる家のプランがあるので、
住宅購入費(2,300万)+土地代(700万)+外構費(200万)=3,200万円
ぐらいで家が建てられますね。
もちろんある程度の節約は必要になってきますが…



しばろうくん、これをみた限りでは問題はなさそうだけど…?



うん、ここまでは問題ないよ。
むしろ、希望が持てるぐらいだよね。問題はここから!
個人年収のパートで説明するよ。
個人年収だけでも無理なくローンが返せる?
先ほどの世帯年収の説明で家を建てることの不安が減った人は多いと思います。
でも、それだけで安心すると危険なんです!
その理由は奥さん、または旦那さんが働けなくなった場合にローンが返せるか?ということです。
ちょっとした怪我や病気で数週間働けなくても貯金を切り崩せば大丈夫ですが、これから出産を予定しているご家庭は年単位で収入が減ってしまうので絶対に考慮してください。



確かに!
これから出産を控えている家庭は気をつけなきゃだ!



我が家の場合、2人がフルタイムで働くことを想定していたからちょっと大変…
我が家の場合は生活費や固定費の見直しをすることでなんとかやっていますが、わたしが考えていたプランは甘かったと痛感しています。
普通の人は初めからそこまで考えているのかもしれませんが、くれぐれも気をつけてくださいね。
最悪の場合、せっかく建てた家を手放すなんてことも…
同居する家族の人数
基本、同居する人数は変わったりしませんが、何らかの事情で親と同居することになったり、子宝に恵まれて予定より子供が多くなったりと当初の予定より大人数になることもあります。
だからといって部屋を多めに作っても無駄になってしまうので、ある程度住む人数が決まってからでも遅くないですよ。
ちなみに注文住宅に住む家庭の60%が3〜4人の世帯です。
そのため、子供部屋2部屋+主寝室+リビング+キッチンという間取りが各ハウスメーカー多いようです。
あったら安心する貯金額は?
一概に〇〇円の貯金があれば大丈夫と具体的な数字は言えませんが、自分(家庭)が「これだけあれば大丈夫。」と安心できる金額を手元に置いておけばいいと思います。



いやいや、しばろうくん。
それじゃわからないし、安心もできないよ。



ん〜、そうだねぇ…
じゃぁ、我が家が支払った諸費用の金額を教えるからそれを参考に必要な貯金額を決めてみたら?
まず、前提として家本体の価格、土地の価格、外構にかかる費用はローンを組んだとします。(実際は頭金として200万円払っていますが…)
その他に支払った費用として、
諸費用の項目 | 値段 |
土地購入時の不動産屋への仲介手数料 (不動産会社と土地の値段によって変動) | 13万円 |
住宅ローン借入時の手数料(銀行によって違う) | 3万円 |
印紙のお金 | 5万円程度 |
登記費用(司法書士によって違う) | 6万円 |
地鎮祭費用(玉串料) | 3万円 |
浄化槽初期点検費用 | 1万3千円 |
不動産取得税、固定資産税 | 13万円程度 |
火災、地震などの保険料 | 20万円程度 |
近隣への引越しの粗品等雑費 | 3万程度 |
ネット回線引き込み工事 | 1万5千円 |
合計 | 55万8千円 |
具体的な金額は少し忘れてしまっている部分はありますが、ざっくりとこんな感じです。
そのほかに家具、家電、食器類を新しく買い換えるとすると100万〜150万ぐらい追加でかかります。
そして、ローンの頭金を払うと
諸費用(55万8千円)+家財道具(150万円)+頭金(仮に200万円)=405万8千円
となります。
あとは+αで自分が持っていて安心する貯金額でいいと思いますよ。



家を買う以外にもこんなに出費があるなんて…



上の金額はあくまで一例だよ。
ボクの友達では頭金を5万円だけっていう人もいるし、
我が家で買い足した家財道具は冷蔵庫だけなので上記の金額よりは130万ぐらい安かったよ。
家を建てる見極めとして「人生の節目かどうか」も大事
家を建てるタイミングで1番大事かもしれないと言えるぐらい重要なのが、建てたいタイミングが人生の節目かどうかです。
結局の所、自分かパートナーが「〇〇だから頑張ろう!」と思えるタイミングがベストです。
ハッキリとイメージしやすいのが、
・結婚したタイミング
・子供が生まれたタイミング
・子供の成長が落ち着いたタイミング(入園、入学など)
あたりですね。
この中でオススメなタイミングは「子供が生まれたタイミング」です。
わたしの失敗談でも語ったように、パートナーが育児で仕事ができなかった時に自分1人の給料で暮らしていけるのか?または、今ある貯金を崩しながらでも暮らしていけるのか?ということを明確にイメージしやすいからです。
まぁ、「欲しくなった時が買い時」ともいうので、背中を押してくれるタイミングが現れればそれに便乗するのもいいかもしれませんね。
マイホーム購入のタイミングと失敗しないための【5つのポイント】まとめ
本記事の冒頭ではマイホーム購入に対してのわたしの悩みからスタートしましたが、その悩みに共感した人も少なくなかったのではないでしょうか?
そんな悩みを持った中でわたしが「よし、家を建てよう!」と決断するに至った5つの判断ポイントをお伝えしました。
もう一度おさらいすると、
・自分と同居する家族の年齢
・世帯年収と個人年収
・同居する家族の人数
・貯金額
・人生の節目かどうか
の5つが家を建てようと判断した基準の5ポイントです。
この5つのポイントが万人に当てはまる訳では無いと思いますが、背中を後押しいてくれる材料になってくれると思います。
せっかく家を建てたのに後悔するのは悲しいので、無理なく計画的に進めて行きましょう。
明るく楽しい生活が手に入りますように。
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