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桧家住宅の2年点検をやってみた|点検日の決定と点検内容を紹介します!

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2年点検で安心安全

我が家も桧家住宅で家を建ててから2年が経ち、ついに桧家住宅の2年点検を受ける日がやってきました。

桧家住宅では最長で30年の保証計画があり、予定されている点検を毎回受け続ければ30年間メーカー保証が受けられるというものです。

今回受けたのは、上記の図の赤丸で囲われた部分、前回の6カ月点検に続いて2回目の点検となります。

前回は家を建ててから半年の点検ということもあり、「もう点検するの?」というスピード感でしたが、今回の2年点検は「点検まではまだ先だなぁ」という感じでした。

それには理由があるんです。詳しいことは本編で書きますが、6カ月点検後に起きた千葉県沖の地震の影響(恐らく)でクロスが浮いたり、土間のコンクリートが一部剥がれるというトラブルがあったからです。

トラブルを発見した時点で桧家住宅に連絡しても良かったのですが、私生活での変化などが重なったタイミングだったので2年点検の日までお預けにしていました。

今回の記事ではわたしのような予期せぬトラブルを定期点検のタイミングで解消したい人や、純粋に定期点検の日取り決めや実施内容について知りたい方に向けて説明をしていきます。

この記事を書いた人
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しばろう

家づくり大好き マドリスト

  • 家づくり歴 4年
  • 妻、長女(3歳)、長男(1歳)の4人家族
  • 某大手家電メーカー勤務
  • 住宅展示場巡りが大好き
  • ハウスメーカー見学 20社以上
  • ヒノキヤ住宅にてマイホーム建築
  • マイホーム建築後も家づくりについての勉強中

2年点検施日はどうやって決まるか

今回の2年点検の実施日については、前回の6カ月点検の時と同様に家の建築を担当してくれていた桧家住宅の監督さんから連絡が来ました。連絡が来たタイミングは点検予知月の2カ月ぐらい前です。

連絡は電話で来たのですが、都合がつかず電話に出ることができませんでした。その後、”ショートメール”経由で2年点検の実施お知らせと、実施日の提案をしてもらいました。

たまたま提案された日に予定が入っていなかったので、提案日でOKの回答をして即決定となりました。

わたしの場合は提案日で即決定となりますが、提案された日が無理な場合は複数候補を出してもらえるし、こちらから希望の日を伝えることができるので安心してください。

注意事項とヒヤリングシートの記入

2年点検の日程が決まった後2週間ぐらいで桧家住宅から1通の封筒が届きます。

内容は2年点検の説明と注意事項、事前確認のためのヒアリングシートです。

注意事項については、点検当日はこういうところを見ますよというのが簡単に書いてありました。

ヒアリングシートについては、「事前に気になるところを記入すると当日の流れがスムーズになります」ということだったので、書き込めるだけ書き込みました。確か5項目ぐらいだったと思います。

桧家住宅の家に不満があったわけではないので勘違いはしないでくださいね

どうせなら細かいところも見てもらいたいと思って、書けるだけ書いただけです。

ヒアリングシートに書いた内容が以下になります。

  • 寝室の床鳴り
  • 寝室のクロス浮き(×2)
  • 吹き抜けのクロス浮き(×2)
  • Z空調デフューザー(吹き出し口)のコーキング隙間(×2)
  • 土間のコンクリート剥がれ(床材との境目)

本記事の冒頭でも書きましたがクロスの浮きと土間のコンクリート剥がれは地震の影響かも知れないのですが、ダメもとで記入しました。

ただ、上記の気になる点を書いた後にヒアリングシートをよく見ると、

天井、窓枠サッシ、壁の破損は対象外となる。

的なことが書いてありました。そのため、クロスやコーキングについては半分あきらめてヒアリングシートを返送しました。

2年点検当日の流れ

いよいよ2年点検当日を迎え、わたし達夫婦は桧家住宅の営業担当と現場監督に久しぶりに会えると思いワクワクしていました。

しかし、実際に来たのは知らない作業員の男性のみでした。最初に対応したのは妻だったのですが、作業員の方は「初めに外観を観ます」といい、そのまま大した説明もなく検査を始めてしましました。

そのとき妻に渡した紙を見ると、「ヒノキヤグループでお建てになったお客様へ」と書かれていて、その下に(株)桧家リフォーミングと書かれていました。

要するに、桧家の現場監督さんが窓口になってグループ会社の桧家リフォーミングに検査を依頼したということみたいでした。桧家の人たちに会えると思って楽しみにしていたんですが、ちょっと残念。

まぁ、そうは言っても検査はしてもらわないといけないので、実際におこなった検査について説明していきます。

外回りの確認

初めにおこなった検査は家の外観をぐるっと一周しての目視による検査です。

点検の最後にもらった点検内容の控えを見ると、検査員の方がチェックしていた項目は、

  • 基礎のひび割れ、剥離、破損
  • 外壁のひび割れ、シーリング隙間、破損
  • 屋根・雨どいの水の流れがおかしい、部材の外れ、破損
  • 外構・設備のひび割れ、シーリング無し、固定フック、金具無し
  • バルコニーのひび割れ、シーリング隙間、手摺のぐらつき

などがありました。

バルコニーについては家の中の点検をしてる時に一緒に見ていましたが、これだけの項目をサラッとみて判断できたのか?と疑ってしまいます。

屋根、雨どいに関しては水も流していませんからね。

水回りの確認

外回りが終わって、次は家の中の点検です。

我が家は脱衣所に床下点検口と床上点検口が集中しているのでここでほとんどのチェックは終わりました。

まず、水回りでは洗面台下の配管が漏水していないかをチェックしてすぐ隣のトイレを実際に流してつまりや漏水を確認していました。水回りのチェックについてはこれで終了。

後になって考えると、近場にある浴室はいいとしてもキッチンや2階のトイレは確認しなくていいの?と疑問に思いました。

床下点検口・小屋裏の確認

床下点検口では一緒に除くことはできないため何をチェックしていたかははっきりとわかりませんでしたが、チェックシートを見ると「漏水跡」、「床下のカビ・腐食」、「部材の破損」という項目があるのでこれらを見ていたんだと思います。

小屋裏についてもチェック内容はほぼ一緒です。

ちょっと解せないのは床下点検口も床上点検口(小屋裏)も複数個所あるのに、確認するのは1カ所だけでいいの?ということ。この辺は普段の生活で目につきづらい場所なので個人的にはもっと念入りに見てほしかった内容です。

ヒヤリングシートに書いたポイントの確認

一通り定められた点検カ所を終えて(本当に終えたかは微妙)、次は事前に送付したヒヤリングシートの内容を現認してもらいました。

  • 寝室の床鳴り
  • 寝室のクロス浮き(×2)
  • 吹き抜けのクロス浮き(×2)
  • Z空調デフューザー(吹き出し口)のコーキング隙間(×2)
  • 土間のコンクリート剥がれ(床材との境目)

寝室の床鳴り

寝室の床鳴りについては子供の寝かしつけをするために、子供をだっこしながら寝室をウロウロしているときに発見したものです。その床鳴り現場を案内する最中に頭をよぎったのは「最近、床鳴りしたない!!」ということ。案の定、「この辺で床鳴りするんです~」と何回か行ったり来たりしても床鳴りはしませんでした。

苦し紛れに、「冬場は乾燥してるけど、最近は湿気が多いから木が吸湿したのかも知れませんね(汗)」と弁解をしましたが微妙な反応をされました。

最後に渡されたチェックシートの控えを見ると「床鳴り」の部分にチェックは付いてなかったので悔しい思いをしました。

寝室のクロスの浮き確認

先ほどの「床鳴り」とは違い、クロスの浮きは目で見てハッキリとわかるレベルなのですが、事前のヒヤリングシートに書いてあった「壁は対象外」という注意書きを思い出し、あまり期待をしていなかったのですが、

「これは結構浮いてますね~、予備のクロスはありますか?」

と、聞かれたのでこの場で修理するのかな?と思いつつ

「同じクロスかは確認しないとわからないですけど、いくつかあまりのクロスはもらいましたよ」

と、言ってみたけど特に何かをするわけでもなく、2カ所の写真を何枚も撮っていたのでこちらは何かしらの対応がしてもらえそうなので期待が持てます。

吹き抜けのクロスの浮き確認

吹き抜けのクロス浮きも寝室と同様に2カ所とも写真を撮っていたので処置をしてもらえるかもと期待しています。ただ、寝室と比べると程度がいいので微妙かなとも思っています。

コーキングの確認

リビングにあるZ空調のディフューザーとクロスの繋ぎ目であるコーキングが剥がれて?縮んで?しまい隙間があったのでこちらも壁の一部なのであまり修正の期待はしていなかったのですが、こちらのコーキングに関してはその場でコーキングの塗りなおしをしてもらうことができました。

2カ所とも直してもらえたのですが、今後のことも考えてコーキングの入手方法を聞いてみると、その辺のホームセンターで買えるらしいです。

コーキングで困っている人はホームセンターで探してみてください。

土間のコンクリート剥がれの確認

土間と床材の繋ぎ目部分のコンクリートが、玄関側も土間収納側も剥がれ落ちてしまったので一応これも確認してみました。なんとなく問題は無いだろうなと思ってはいましたが、せっかく大変な思いをして建てた家なので確認することに。

床下をライトで照らしながら見た結果、別に問題ないとのこと。床材を固定するネジの部分の接合が弱く剥がれたようで、よくあることだし、機能的に問題ないと言いていたので一安心です。

これで事前のヒアリングシートに書いた内容の確認は終わりです。あとはクロスがキレイになることを願うだけ。

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2年点検をやってみて

家の外観、床下・床上(小屋裏)、クロスなどの確認が終わってヒアリングシートの項目の確認が終わったので検査の終了が近づきました。

検査員の方から「窓サッシなんかで気になることはないですか?」と追加で質問がありましたが特にないことを告げると簡易的な点検結果の用紙に日付とサインを求められるので、サインをして無事に終了となりました。

サインした点検結果の控えを見ると、検査員の方は桧家グループの人ですらなく「ジャパンホームシールド株式会社」の人ということが判明。桧家リフォーミングから業務委託されている会社のようです。

さらに点検結果の確認項目欄を見ると「玄関窓・サッシ廻り」、「室内建具・収納建具」、「電気」という項目があるにも関わらず、検査されていないものがありました。

サッシや電気のスイッチについては聞き取りがあったから百歩譲っても、「室内建具・収納建具」については各部屋のドアの動きをみただけで終了してしまいました。

点検にかかる時間も当初は1時間か1時間を少し超えるぐらいと書いてあったのに、実際は40分程度で終了。

桧家住宅は建物がいい物というのはもちろんだし、スタッフの人たちもいい人ばかりなのに、教務委託を受けている第三者機関のせいで評判が悪くなってしまういい例だなと思いました。

番外編:当日にちょっとしたお願いをしてみた

一通り確認することが終わったので、調査記録を残して終わりになるというタイミングで思い切ってちょっとしたお願いをしてみました。それは、ドアのゆがみの修正です。

ドアの建付けは蝶番(ちょうつがい)のネジを締めたり緩めたりすることで蝶番の場所をミリ単位で変えられるのですが、その調整では修正できないぐらいズレてしまったのです。

そのズレの原因は”子どものドアノブのぶら下がり”です。

わたしが仕事から帰宅すると、玄関までお迎えに来てくれる娘。

とてもうれしいし、可愛いのですが、笑いながらドアにぶら下がるので蝶番がズレてしまったのです。

原因を正直に話し、修正を試みたけど直しきれなかったことを伝えると、いやな顔をせずにみてくれました。

ただ、ネジの締め付けや、緩み調整だけでは「キーキー音」は直らなかったので蝶番に”シリコンスプレー”を吹きかけてもらいました。するとドアを開け閉めする度になっていた嫌な「キーキー音」が無くなりました。

金属の動きをよくするスプレー材として”クレ5-56”は有名ですが、吹き付ける金属や金具によっては内部の油を流しだしてしまうことがあるためシリコンスプレーを使うのが無難とのことでした。

まとめ:桧家住宅の2年点検をやってみた|点検日の決定と点検内容を紹介します!

本記事では桧家住宅の30年間保証の一部、”2年点検”について説明しました。

記事の内容をおさらいすると、2年点検を実施する日程は桧家の営業担当か現場監督から主な連絡先になっている方へ電話連絡が入ります。わたしの場合は仕事の都合上、妻に連絡が行きます。

電話で点検の実施びが決まると、決定の2週間後ぐらい(場合によってはもっと遅い可能性もあります)に桧家住宅から2年点検の概要と事前のヒヤリングシートが送られてきます。

ヒヤリングシートには5項目ぐらい箇条書きをする欄があるので、どんな些細なことでもいいので気になることは全部書きましょう。欄外にはみ出るほど書いてもいいと思います。

書いたヒヤリングシートを返送用の封筒に入れて送り返せば点検を受けるのを待つだけです。

点検当日は知っている桧家住宅のスタッフさんが来るわけではありません。桧家リフォーミングの人、もっと言うと、桧家リフォーミングが業務委託した「ジャパンホームシールド株式会社」の人が来ます。

そのため、家の間取り、構造が分かっている人がくるわけではないので事細かに説明するぐらいの気持ちでいてください。

相手も桧家から自宅図面のコピーをもらっているし、プロなので問題ないのですが、細かく説明することに越したことはありませんからね。

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