
これから新築で建てる家の間取りが決まってひと段落。
っていう時に出てくるの次の悩みの種、「オール電化」か「ガス併用」問題。
これっていろんな考え方があるからどっちがいいのかわからないですよね?



ボクもちょうどオール電化かガス併用かで迷ってるんだけど、どっちがいいのかわからなくて困ってるんだよ〜。



オール電化もガス併用も両方ともいいところがあるから悩むよね。
でもね、そんな人のためにいろんな情報をまとめたから一緒にみて決めようよ。



助かるな〜、それじゃ、早速みてみようよ。
本記事では「オール電化」か「ガス併用」にするからでお悩みの人のためにそれぞれのメリット・デメリット、災害時の話をまとめました。
オール電化とガス併用で悩む原因の1つ、キッチンのコンロ問題についてはIHクッキングヒーターとガスコンロにはどんな違いがある?メリットをわかりやすく解説でIHとガスコンロを比較しているので合わせて読むことをオススメします。
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この記事を読んでわかること
- 電気、プロパンガス、都市ガス、それぞれの料金(目安)
- オール電化のメリット・デメリット
- ガス併用のメリット・デメリット
せっかくの新築なのに設備の使い勝手で後悔するのは避けたいですよね。
オール電化、ガス併用、それぞれを良く理解して快適な生活を送りましょう。
オール電化とガス併用はどちらがおすすめ?
初めに、オール電化とガス併用どちらで家を建てた方がいいのか結論を言うと、個人的には
オール電化!
なんですが、正直なところ
正解は人それぞれかな?と思っています。
というのも、この記事を読んでいるあなたの住んでいる地域によってガス代が変わってきますし、季節の電気使用料も変わってきます。
また、家族構成や家にいる時間帯でも電気料金の変化があるので、一概にどちらの方がお得とは言い切れないんです。
この辺の内容をもっと深掘りしていくので、どちらが自分に合っているかを見極めてください。
オール電化とガス併用それぞれの料金(目安)は?
電力量料金
昼間時間 | 32円32銭 |
朝晩時間 | 26円49銭 |
夜間時間 | 12円48銭 |
表のように電気料金は時間帯によって結構な変動があります。
また、料金プランも種類があるので、自分の生活に違いプランを選ぶと結構安く済みます。
都市ガス、プロパンガスの料金
プロパンガス | 都市ガス | |
基本料金 | 1,580円 | 960円 |
従量料金 10m3利用時 | 4,727円 | 2,348円 |
合計 | 6,307円 | 3,308円 |
表の料金は東京都で契約した場合の金額なので、お住まいの地域によってはプロパンガスの値段に多少の変動が出てきます。
料金表でわかること
上に掲示した表は関東での料金表比較になります。
なので、お住まいの地域によっては多少の料金差が出てしまいます。
設備の初期投資を除けばガス併用よりもオール電化の方が安く済むことがわかりますが、家にいる時間帯や家族構成によってどちらが安く済むかも変わってきます。
オール電化かガス併用か、それぞれのメリットデメリットを知ろう
オール電化とガス併用、自分に合っている設備がどちらなのか判断するにもそれぞれの特性を知らないと判断のしようが無いですよね?
2つの設備特性を理解して、より自分に合った設備を選びましょう。
オール電化のメリット・デメリット
先程の料金比較で数字だけみるとオール電化の方が安いことがわかったと思います。
しかし、安いからと言ってオール電化に即決するのは少し早いですよ?
ちゃんとオール電化のメリットとデメリットを知りましょう。
メリット
23時〜翌朝7時の間、お湯や暖房が安く使える
ガスの料金が掛からない
火を使わないので火災リスクが低い
災害時はタンク内の水を利用できる
デメリット
季節、時間帯で価格が変動する(夏は安く、冬は高い)
IHクッキングヒーターの使い勝手が不評?
設備設置コストが高額
オール電化はガスを使わずに電力だけで家中の設備を使うので、光熱費は電気代のみとなります。
その分、ガスの基本使用料が減るので月の固定費は抑えられます。
また、火を使わないという点では火災になるリスクが低いので。小さなお子さんがいるご家庭でも安心できると思います。
オール電化の代名詞でもあるIHクッキングヒーターは、料理をする方からはちょっと評判が良くないところでもあります。
それは、鍋ふりができないということと、ガスに比べて火力に劣るという意見が上がっています。
わたしも料理をするのですが、鍋ふりと火力には不便を感じていないので、旧タイプのIHクッキングヒーターでの話だと思います。
ガス併用のメリット・デメリット
ガス併用のメリット・デメリットに入る前に家庭で使用してるガスについての説明を少ししておきますね。
家庭用ガスには「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類が存在します。
過去、プロパンガスは自由料金(業者が値段を決められる)により高めの価格設定。都市ガスは規制料金(公共料金)のためプロパンガスよりも安い料金設定でしたが、法改正により両方とも自由料金の制度となりました。
しかし、プロパンガスは過去の料金設定を引きずっている業者が多く、都市ガスよりも高いままの状況が続いてます。
このことを踏まえてガス併用のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
ガスファンヒーター、ガス温水床暖房など暖房器具が使える
調理時に強い火力が使える
時間帯で電気とガスを使い分けられる(節約)
デメリット
住む地域によって使用ガスが違うので料金が高くなる場合もある
ガス機器も電気で始動するので停電時は使えない
災害時の復旧は水、電気の後
火災リスクがある
ガスは冬の寒い地域では暖房器具のエネルギー源として十二分に力を発揮してくれます。
季節限定にはなりますが、冬場は電気代が高いので、寒い地域に住む家庭にとってはガスの方が安く済むケースもあります。
料理の面ではIHクッキングヒーターの能力に左右されるようなことはなく、どのガスコンロでも高火力での料理が可能なので、料理好きには必須の設備と言えます。
新築の家ならオール電化がおすすめ?それともガス併用? 【まとめ】
オール電化とガス併用を料金とそれぞれのメリット・デメリットの観点から使い勝手を説明しましたが、どうだったでしょうか?
オール電化、ガス併用のメリット・デメリットを考えると、わたしはオール電化の方がライフスタイルに合っているのでオール電化を選びましたが、
オール電化とガス併用のどちらがいいかは人それぞれになります。
わたしのように自分のライフスタイルと照らし合わせることであなたにとってよりマッチする方が選べるはずですよ。
お住まいの地域が比較的寒い地方で暖房器具を使う頻度が多い家庭ではガス併用がおすすめですし、台風や地震などの災害が多い地域では復旧速度の観点と二次災害の火災リスクを考えるとオール電化がおすすめとなります。
料理を頻繁にする方であれば、ガスコンロと、IHクッキングヒーターのどちらが使いやすいかで考えるのも一つの手と言えます。
わたしの家ではオール電化を採用していますが、特に不便を感じることもなく快適に過ごしています。
どちらもメリット・デメリットはあるので自分のこだわりが反映されやすい方を選んで快適な生活を送れるようにしましょう。
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