
どうも、「ゆるしば快適家づくり」管理人のしばろうです。
これから新築で建てる家の間取りが決まってひと段落。
っていう時に出てくるの次の悩みの種、「オール電化」か「ガス併用」問題。
これっていろんな考え方があるから、どっちがいいのかわからないですよね?



そうなんだよ〜。
ボクもちょうどオール電化かガス併用かで迷ってるんだけど、どっちがいいのかわからなくて困ってるんだよ〜。



そうだよね。
オール電化もガス併用も両方ともいいところがあるから悩むよね。
でもね、そんな人のためにいろんな情報をまとめたから一緒にみて決めようよ。



えっ、本当?
助かるな〜、それじゃ、早速みてみようよ。
本記事では「オール電化」か「ガス併用」にするからでお悩みの人のためにそれぞれのメリット・デメリット、災害時の話をまとめました。
オール電化とガス併用で悩む原因の1つ、キッチンのコンロ問題についてはIHクッキングヒーターとガスコンロにはどんな違いがある?メリットをわかりやすく解説でIHとガスコンロを比較しているので合わせて読むことをオススメします。


この記事を読んでわかること
- オール電化とガス併用どちらがオススメなのか
- 電気、プロパンガス、都市ガス、それぞれの料金(目安)
- オール電化のメリット・デメリット
- ガス併用のメリット・デメリット
せっかくの新築なのに設備の使い勝手で後悔するのは避けたいですよね。
オール電化、ガス併用、それぞれを良く理解して快適な生活を送りましょう。
オール電化とガス併用はどちらがおすすめ?
初めに、オール電化とガス併用どちらで家を建てた方がいいのか結論を言うと、個人的には
オール電化がオススメ!
オール電化とガス併用、それぞれのメリット、デメリットや料金比較をする前に、わたしがオール電化をオススメする理由について説明していきますね。
太陽光発電でお得に
ありがちな理由になりますが、オール電化と太陽光発電の組み合わせは最強ですよね。
発電が天候に左右されるという理由であまり太陽光発電の設置に乗り気ではない人もいますが、実は梅雨時期や日照時間の少ない冬でも結構な電力を発電してくれる働き者なんです。
この発電能力を期待していない人のほとんどが、月々の電気代を無料にしたい人、または、売電したい人なんです。
ソーラーパネルを設置する時に多額のお金を使っているので、ソーラーパネル分のお金は稼ぎたいと思えば思うほど売電できないと不満を感じます。
実際、うまく売電できたとしても値段は安いですし、設置でかなりの費用が発生するので20年ぐらい使っても赤字は必須です。
しかし、電力会社も発表していますが、電気料金はこれからも上がり続けます。
料金が上がれば上がるほど太陽光発電設置のメリットも増えていきますので、これから家を建てる人はオール電化に太陽光発電のセットがオススメです。
ハウスメーカーの中には太陽光発電をプレゼントしてくれるキャンペーンもあるので、それに合わせて設置するのもいいですね。
蓄電池導入で電気をお得に使う
家の外観や部品交換などのメンテナンス費用のことを考えると「あまり太陽光発電は付けたくないな」と思う人もいますよね。
そんなあなたには蓄電池もオススメです。



蓄電池って災害の時に起きる停電に備えるためのものじゃないの?蓄電池を使うとなんで電気代がお得なの?



それはね、電気代の安い深夜時間に電気を溜めて電気代の高い昼間に使えるからなんだよ。
蓄電池は災害や落雷で停電になった時に使う保険的なイメージを持っている人がまだまだ多いですが、普段使い用の設備としても注目されているんです。
本記事の中でも説明していきますが、電気料金は時間で変わるので料金の安い時間に蓄電して、料金の高い昼間に溜めた電気を使うことで電気料金が安くなるんです。
また、国や自治体で蓄電池の購入費や工事の助成金制度もあるので注目を浴びているんですよ。
オール電化ならガスの基本使用料がかからない
わかりやすく実感できる料金面でのメリットとして、ガスの基本使用料がかからないというのがあります。
家庭でガスを使うケースとしては、給湯器、コンロ、ファンヒーター、床暖房がありますが、いずれも電気式のものが増えています。
そんな中、使用用途の少ないガスの為に月々の基本使用量を払い続けるのって勿体無いと思いませんか?



確かに…
あまり使わないのに月々の固定費を払うのはちょっとな…



そうだよね。
頻繁に使うならいいけど、あまり使わないならもったいない!
オール電化にすれば年間で約11,000円は固定費が削れるよ。
人によってガスを使ったものがいいというこだわりがあると思いますが、使わなくても支払わなければいけない固定費は避けたいものですよね。
ここまで「オール電化」をすすめてきましたけど、正解は人それぞれかな?と思っています。(個人的にはオール電化推奨は変わりませんが)
というのも、この記事を読んでいるあなたの住んでいる地域によってガス代が変わってきますし、電気使用料も季節によって変わってきます。
また、家族構成や家にいる時間帯でも電気料金の変化があるので、一概にどちらの方がお得とは言い切れないんです。
この辺の内容をもっと深掘りしていくので、どちらが自分に合っているかを見極めてください。
オール電化とガス併用それぞれの料金(目安)は?
電力量料金
昼間時間 | 32円32銭 |
朝晩時間 | 26円49銭 |
夜間時間 | 12円48銭 |
表のように電気料金は時間帯によって結構な変動があります。
また、料金プランも種類があるので、自分の生活に近いプランを選ぶと結構安く済みます。
都市ガス、プロパンガスの料金
プロパンガス | 都市ガス | |
基本料金 | 1,580円 | 960円 |
従量料金 10m3利用時 | 4,727円 | 2,348円 |
合計 | 6,307円 | 3,308円 |
表の料金は東京都で契約した場合の金額なので、お住まいの地域によっては値段に多少の変動が出てきます。
料金表でわかること
上に掲示した表は関東での料金表比較になります。
なので、お住まいの地域によっては多少の料金差が出てしまいます。
設備の初期投資を除けばガス併用よりもオール電化の方が安く済むことがわかりますが、家にいる時間帯や家族構成によってどちらが安く済むかも変わってきます。
オール電化かガス併用か、それぞれのメリットデメリットを知ろう
オール電化とガス併用、自分に合っている設備がどちらなのか判断するにもそれぞれの特性を知らないと判断のしようが無いですよね?
2つの設備特性を理解して、より自分に合った設備を選びましょう。
オール電化のメリット・デメリット
先程の料金比較で数字だけみるとオール電化の方が安いことがわかったと思います。
しかし、安いからと言ってオール電化に即決するのは少し早いですよ?
ちゃんとオール電化のメリットとデメリットを知りましょう。
オール電化はガスを使わずに電力だけで家中の設備を使うので、光熱費は電気代のみとなります。
その分、ガスの基本使用料が減るので月の固定費は抑えられます。
また、火を使わないという点では火災になるリスクが低いので。小さなお子さんがいるご家庭でも安心できると思います。
オール電化の代名詞でもあるIHクッキングヒーターは、料理をする方からはちょっと評判が良くないところでもあります。
それは、鍋ふりができないということと、ガスに比べて火力に劣るという意見が上がっています。
わたしも料理をするのですが、鍋ふりと火力には不便を感じていないので、旧タイプのIHクッキングヒーターでの話だと思います。
ガス併用のメリット・デメリット
ガス併用のメリット・デメリットに入る前に家庭で使用してるガスについての説明を少ししておきますね。
家庭用ガスには「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類が存在します。
過去、プロパンガスは自由料金(業者が値段を決められる)により、高めの価格設定。都市ガスは規制料金(公共料金)のためプロパンガスよりも安い料金設定でしたが、法改正により両方とも自由料金の制度となりました。
しかし、プロパンガスは過去の料金設定を引きずっている業者が多く、都市ガスよりも高いままの状況が続いてます。
このことを踏まえてガス併用のメリット・デメリットを見ていきましょう。
ガスは冬の寒い地域では暖房器具のエネルギー源として十二分に力を発揮してくれます。
季節限定にはなりますが、冬場は電気代が高いので、寒い地域に住む家庭にとってはガスの方が安く済むケースもあります。
料理の面ではIHクッキングヒーターの能力に左右されるようなことはなく、どのガスコンロでも高火力での料理が可能なので、料理好きには必須の設備と言えます。
【 2つを比較 】新築の家ならオール電化とガスのどっちがおすすめ? 【まとめ】
結論から言うとわたしのオススメは「オール電化」です。
その理由として
オール電化がオススメな理由
- 太陽光発電でお得に
- 蓄電池導入で電気をお得に使う
- オール電化ならガスの基本使用料がかからない
という、3つの理由を説明しました。
その他にもオール電化とガス併用を料金とそれぞれのメリット・デメリットを説明しましたね。
少しだけおさらいしましょう。
料金比較
昼間時間 | 32円32銭 |
朝晩時間 | 26円49銭 |
夜間時間 | 12円48銭 |
プロパンガス | 都市ガス | |
基本料金 | 1,580円 | 960円 |
従量料金 10m3利用時 | 4,727円 | 2,348円 |
合計 | 6,307円 | 3,308円 |
オール電化のメリット
ガス併用のメリット
オール電化、ガス併用のメリット・デメリットを考えると、わたしはオール電化の方がライフスタイルに合っているのでオール電化を選びましたが、
オール電化とガス併用のどちらがいいかは人それぞれになります。
わたしのように自分のライフスタイルと照らし合わせることで、あなたにとってよりマッチする方が選べるはずですよ。
お住まいの地域が比較的寒い地方で暖房器具を使う頻度が多い家庭ではガス併用がおすすめですし、台風や地震などの災害が多い地域では復旧速度の観点と二次災害の火災リスクを考えるとオール電化がおすすめとなります。
料理を頻繁にする方であれば、ガスコンロと、IHクッキングヒーターのどちらが使いやすいかで考えるのも一つの手と言えます。
わたしの家ではオール電化を採用していますが、特に不便を感じることもなく快適に過ごしています。
どちらもメリット・デメリットはあるので自分のこだわりが反映されやすい方を選んで快適な生活を送れるようにしましょう。
コメント