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パントリーとはどんな間取り?上手にムダなく収納するコツは?

パントリーとはどんな間取り?
しばろう

どうも、「ゆるしば快適家づくり」管理人のしばろうです。

最近、新築を立てる時に「パントリー」を取り入れる家が増えてるんですけど、パントリーってご存知ですか?

あなた

あー、パントリーね。
この間、ハウスメーカー見学した時に初めて聞いたんだけど、もう少し詳しく知りたいんだよね。

しばろう

パントリーって言葉自体は最近になってよく使われるけど、いわゆる”食糧庫”のことなんだよ。
実際に個人宅で使う食料庫「パントリー」についてはこれから説明するね。

パントリーという言葉にあまり馴染みがない人も少なくないと思います。

“食料庫”と聞けばなんとなくどんな使い方か想像できると思いますが、この記事ではパントリーについてはもっと深く説明していきます。

この記事を読んでわかること

  • パントリーとはどんなスペースのことか
  • パントリーのメリット・デメリット
  • パントリーの上手な収納の仕方

パントリーはみんなが選ぶ理想の間取り5選にも選ばれてます。

他の間取りが気になる人はこちらの記事、【理想の間取り5選】マイホーム作りでみんなが選ぶ理想の間取りとは?もどうぞ。

本記事を読んだ後はハウスメーカーにあなたの間取りプランを作ってみましょう。

目次

パントリーとは?どんな使い方をする空間?

この記事の冒頭でも話しましたが、パントリーとは一般的に”食料庫”の事をさします※飲食業では違った意味もあります。

ですが、ただ食料を入れておくだけではなく、他にも便利な使い方があるのでそちらの使い方についても説明していきます。

パントリーってどんなスペース?

パントリーとは主に食料品を保管しておくスペースのことさします。

空間としての広さや形状に決まりなどは無いですし、食糧庫だからといって温度や湿度の条件もありません。

極端なことを言えば、階段下の収納空間を使っている人が「ここはパントリーとして使っている」と言えばそこはパントリーになります

それぐらい定義的なものがないスペースです。

ただ、使用目的は食料品等の収納なので、ちゃんと使うならある程度の高さと奥行きは必要になってきます。

パントリーの主な使い方

主な使い方としては、やはり”食料品”の収納です。

ですが、キッチンで使う消耗品や普段使わない調理器具、家電などをしまう場所としても非常に有効的です。

広さや形状に決まりが無い分、入れる物にも特別決まりはないです。

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パントリーはお金を払ってでも作るべき?

まず、私なりの結論を言わせてもらうなら、

作るべき!

です。

実際に我が家ではコミュニケーションブリッジという中二階の下に”物入れ”として畳4畳、高さ110cm程のスペースがあるのですが、そのスペースをパントリーとして使っています。

我が家のパントリー
我が家のパントリー

写真はまだ何も収納していない時のものですが、現在はスチールラックを設置してパントリーとして使っています。

このスペースはキッチンの隣りにあるということもあって、料理中に調味料やラップなどが終わった時にすぐ取り出して使うことができるので重宝してます。

パントリーに広さや形状は関係ないと説明しましたが、一つの間取りとして作る場合には大きく分けて2つの種類があります。

その2つのパターンでそれぞれ設置費用がいくらぐらいか紹介します。

ウォークイン型パントリーの設置費

ウォークインパントリー
ウォークインパントリーの実例

パントリーにもクローゼットと同じようにウォークインタイプがあります。

このウォークインの場合、

新築で作る場合:約25万円〜
リフォームする場合:約30万円〜

というのがだいたいの相場です。

サイズとしては小部屋(4畳程度)の広さを想像してもらえればいいと思います。

また、このパントリーに扉、照明を付けるかによって値段は変わってきます。

※上記の金額は扉、照明有りの金額

壁面収納型パントリーの設置費

壁面収納パントリー
壁面収納パントリーの実例

壁面収納型のパントリーは文字の通り、壁に収納棚を設置してパントリーとして使うタイプです。

壁面収納の場合、

新築の場合:10万円〜
リフォームの場合:20万円〜

が相場となります。

ウォークインと違い、扉や照明を付ける必要が無いのでその分安くなります。

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パントリーのメリット

パントリーがどんな物なのかわかってきたところで、パントリーを設置することのメリットも見てみましょう。

パントリーのメリット
・保存食や日持ちする食料をストックできる
・収納物の整理整頓がしやすい
・あまり使わない家電の収納に便利
・保存食や日持ちする食料をストックできる

パントリーの1番のメリットは食料をストックできることです。

食材には生鮮食材と保存できる食材の2種類ありますよね。

当然、生鮮食材は冷蔵庫にしまいますが、保存できる食材を置くところに困ったことはありませんか?

そんな時に活躍するのがパントリーです。

普段使う調味料や食材はキッチン内へ、すぐには使わない、すぐには食べない食品はパントリーにしまっておく

長めに保存できる食品はストック品としてパントリーにしまっておくと有事の際にも安心できます。

収納物の整理整頓がしやすい

パントリー内には棚を設置するのが一般的です。

しまった食品類や料理に使う備品をパントリーにしまう時は棚の上に置くようになるので、パッと見で何がどこにあるのかわかりやすくなります。

また、取りやすくしまいやすくなるのが嬉しいところです。

そうすると無意識でも自然と整理整頓されていき常にスッキリした状態になります。

あまり使わない家電の収納に便利

ホットプレートやミキサー、カセットコンロ等たまに使いたい時があるからといって買ったものの、使わない時には置き場所に困る家電は結構ありますよね。

そういった家電をしまうのにもパントリーはとても便利です。

家電だけではなく、食料品、消耗品全てに言えることは見える位置に置いておくと目立ってしまうということ。

例え綺麗に整理整頓してあっても、物があるということは生活感が出てしまい無意識的に視線がいってしまいます。

それを防ぐためにもパントリーにしまってスッキリと見せたいですよね。

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パントリーのデメリット

メリットに続いてデメリットも紹介します。

人によっては他にもデメリットがあるかもしれませんが、今回紹介するのはほとんどの人に共通するデメリットです。

パントリーのデメリット
・食品、備品を買いすぎてしまう
・活用できなければ無駄なスペースとなる

食品、備品を買いすぎてしまう

パントリーのように保存食や日用品のストックが置ける場所があるとついつい物を買いすぎる傾向にあります。

セールや特売などで

あなた

洗剤とキッチンペーパーが安い!いずれ使う物だし買っておこう。

と、いった具合に買いすぎた経験がありませんか?

置き場所があると「邪魔にならないからいいや」と余分な物まで買ってしまうのがデメリットの一つです。

活用できなければ無駄なスペースとなる

先程のデメリットとは逆で、物が増えすぎるのを警戒して今度は何も買わないというパターンです。

パントリーに入れておくものが無いと、何もないただの空間になってしまいます。

せっかく高いお金を払って家を買ったのに不要なスペースなんて作りたくないですよね。

さすがになにも入れないということはほとんどないと思いますが、必要以上に大きなスペースのパントリーを作ってしまい、上手に活用できずにムダなスペースになってしまうパターンも気をつけないといけないですね。

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パントリー設置時に注意すること

「パントリーは便利なスペース」という安易な考えだけで設置すると、後々後悔してしまう可能性があります。

せっかくお金を掛けて作るスペースなんですから後悔せず使えるように、設置する時に注意することを知っておきましょう。

パントリー設置時に注意すること

  • キッチンの隣、近い場所に設置する
  • 広さ、形によって使い勝手が変わる
  • 収納したい物を事前に考えておく

キッチンの隣、近い場所に設置する

パントリーは基本的にキッチン用品や保存食などを保管しておくスペースなので、設置する時はキッチンの隣り、もしくはキッチンに隣接する通路などに設置すると使いやすくなります。

洗濯用洗剤は洗濯機の近くに、

洗面用品は洗面台の近くに、

といった感じで使うべき場所の近くに置いておかないとムダな移動が発生したり、ひどい場合はしまうことさえしなくなったりと収納の意味を成さないケースに繋がる可能性があるので、なるべくキッチンに違いところに設置するようにしましょう。

広さ、形によって使い勝手が変わる

本記事の冒頭で、パントリーにはいろいろな広さや形のものがあると説明しましたが、広さや形が変わることで使い勝手も変わってきます。

ある程度の広さがあるスペースなら「ホットプレート」や「ホームベーカリー」のような大きめサイズの家電を収納することができますが、壁面収納タイプだと収納することはできません。

このように、どのぐらいの広さでどんな形状かで収納できるものが変わるということを頭の片隅に置いておくのが失敗しないパントリーを選ぶポイントです。

収納したい物を事前に考えておく

先程の部分と重複する部分もありますが、パントリーにしまいたいものを事前に考えておくのも重要です。

事前に何をしまうのか決めておけばウォークインタイプにするか、壁面収納タイプにするから選ぶことができますし、しまいたい物の大きさや物量を予測しておくことでパントリーの大きさや形状を逆算的に決めることができるようになります。

パントリーに上手に収納するポイント

パントリーの種類や広さ、形状を決めるポイントがわかった次は「上手に収納するポイント」を抑えていきましょう。

棚の高さや段の数で収納するものを決める

パントリー内に物を収納するには床に直置きする場合と、備え付けの稼働棚に物を収めていく場合があります。

パントリーを愛用しているわたしとしては、稼働棚に収納する方がスッキリかつ簡単に収納ができるので稼働棚に収納する方法がおすすめです。

パントリー内に備え付けの稼働棚がなくても近くのホームセンターで安く購入して設置しちゃいましょう。

備え付けの棚もよくある収納棚と同じで仕切りの位置を変えることで高さを変えたり、仕切りを抜いたり足したりすることで段数も変えることができます。

この仕切りの場所や数を変えることで収納する物を変えることができるようになり、その時の状況に応じて収納する物を変えることができます。

ここで少し高等テクニックを紹介すると、それぞれの棚の仕切りの高さを物の大きさによって変えるのではなく

「下段は大きい物」
「中断は中くらいの物」
「上段は小さい物」

という感じで全部の棚の仕切りを横一列に揃えると、収納しているものが見やすく探しやすくなります。

イメージはコンビニのパンコーナーのようなイメージです。

コンビニのパンコーナーは広い範囲で平なので目線が一定で見やすいですよね。

収納ボックスや収納バスケットで細かく分ける

棚に収納したい物の中には小分けになった瓶の調味料やレトルト食品、缶詰類などの細々としたものも多いと思います。

この細々とした物をスーパーのように陳列しておくと、奥のものが取りづらくなってしまったり元に戻すときに大変な思いをしたりすることがあります。

スーパーの陳列は手前どりするように並べているので収納方法としてはイマイチなんです。

そんな大変な出し入れを簡単に済ませる方法が収納ボックスや収納バスケットに入れてまとめて保管する方法です。

引き出しがわりに使う収納ボックスやバスケットは“ニトリ”や“セリア”の物で統一するのがオシャレで使いやすいと人気が出ています。

一つのボックスに入れる物は種類関係なく入れるのではなく、「調味料」、「レトルト品」、「缶詰」といった感じである程度のくくりで分けて収納するのが便利です。

収納ボックスも透明、半透明の物を使って中身が判るようにしたり、何が入っているか書いたシールを貼ったりして保管すると探す手間も省けますよ。

収納物のエリア分けをする

先程のボックスやバスケットを使っての収納では食料品の中でも細かくタイプ別に分けましたが、パントリーに入れる物は食料品だけとは限らないですよね?

他にも洗剤やラップなどの日用品や鍋やボウルなどの調理器具、ホットプレートやミキサーなどの家電と様々な物を収納します。

これらを所構わず収納していくといくらボックスに表示がしてあっても探すのが一苦労になってしまいます。

そんなムダな手間を防ぐためにも収納する物を種類別に分けて、場所を決めて保管するとよりスムーズな出し入れができるようになります。

パントリーとはどんな間取り?上手にムダなく収納するコツは?【 まとめ 】

パントリーについていろいろな説明をしてきましたが、パントリーについての理解を深めることができたでしょうか?

改めてパントリーについてどんなことを説明したのかおさらいをしましょう。

本記事の内容

  • パントリーとはどんなスペースのことか
  • パントリーのメリット・デメリット
  • パントリーの上手な収納の仕方

について説明させていただきました。

これにプラスして、

・パントリーを設置するべきかどうか
・パントリーを設置するときの費用はどれぐらいか

についてもお話をしました。

パントリーを設置するべきかについて、実際に使っているわたしなりの結論を言うと、、、

設置するべき!

です。

それなりの費用とスペースは必要になりますが、入居した後の生活に違いが出るので設置することをおすすめします。

あまり使いこなせるか自信の無い人もいるかもしれません。

ですが、全く使わないということは絶対に無いと言い切れるぐらい、あればついつい使ってしまう空間なので最低限どんな物をしまうかを想像してみて「あっても良いかも!」と思ったら設置を前向きに検討してみてください。

「実際にパントリーがある家を作るとどんな感じだろう?」そんな疑問は間取りプランを作って解決してみましょう。

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