
どうも、「ゆるしば快適家づくり」管理人のしばろうです。
「マイホーム購入の流れが知りたい。」
「家を建てる前に土地関連でのイベントは?」
「住宅用の土地ってどうに買えばいいの?」
夢のマイホームを買うにあたってこんな疑問を持つ方もいるんじゃないでしょうか?
今回、こんな疑問を待つ「あなた」の為にわたしが、マイホームを購入した時の経験を元にマイホーム購入の流れを【土地】にフォーカスしていきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 土地の買い方について知りたい<
- 土地を買った後にする事が知りたい
- 家を建てる前に気をつける事が知りたい
土地売買契約
マイホームを建てる為に必要なのが当然土地ですよね。
ほとんどの方がハウスメーカーで家の間取りなどを決めながら並行して土地探しをしていくと思います。
そこで、これから建てる家に合った土地が見つかれば「土地売買契約」をする流れになります。
この、土地売買契約の説明すると
土地売買契約とは…
売主が、土地の所有権を買主に移転させることを合意、約束し、買主が売主に対価を支払うことを約束することで成り立つ、土地の売買契約のことをさします。契約時には、印紙代や不動産会社への仲介手数料のほか、手付金として価格の一部を支払うのが一般的です。また手付金を支払った後に、買主側が突発的な事情で契約を解除する場合には、手付金は返還されないことが多く、また売主側が契約を解除する場合は、手付金の倍額が返還されるのが慣例となっています。
これを要約すると、
- 土地の所有権を地主から自分に移す
- 本契約では無く、仮契約のため手付金を地主に払う(仲介業者がいれば仲介手数料も払う)
- 転勤等で自分が契約を解除する場合は手付金は返ってこない
- 地主が売りたくない、売れなくなった場合は手付金が倍になって返ってくる
と、なります。
「土地売買契約」と言う名前なのにまだ仮契約のような状態なので気をつけてくださいね。
この、契約が済んだ後にハウスメーカーが「地盤調査」、「建築確認申請」をおこないます。
土地売買契約後の流れ:地盤調査
地盤調査とはそのままの意味ですが、家を建てる為に購入した土地の地盤を調査します。
この調査結果を元に家を建てるのに地盤が弱くないか?崩れやすくないか?などを判断して地盤の強さに不安があれば柱を埋めて補強する必要が出てきます。
この補強工事はどれだけの規模の工事をするかによりますが中々な費用が掛かるので、土地関連での予算は多めに考えておいた方が無難になります。
もちろん全く費用がかからない土地もありますよ。
わたしの購入した土地は分譲地の一角なのですが、補強工事をする必要もなく出費せずに済みました。
地盤調査で気をつけるポイント
- 地盤調査はハウスメーカーによって範囲が違います。
- 家の真下のみを調査するメーカーと浄化槽などの附帯工事の範囲も調査するメーカーがあります。
わたしの場合、家の真下のみの調査だったのですが、浄化槽を作るタイミングで大きな石がゴロゴロと出てきてしまい追加費用が掛かる事態になってしまいました。
土地売買契約後の流れ:建築確認申請
建築確認申請は、住宅を新築するときや増改築するときに建築確認申請書を提出して、建物そのものが建築基準法や各種条例に沿ったものであるのか審査を受けます。
これはハウスメーカーと打ち合わせして決めた家を建てるので、申請自体は通るのであまり気にしなくてもいい部分になります。
土地決済(地盤改良工事 必要な場合)
いよいよ土地決済の説明になります。
土地決済は土地売買契約の本決定するイメージです。
土地売買契約の時に払った手付金以外の残り代金を支払って「物件の引渡し」となります。
この「物件の引き渡し」とは土地の所有権を買い手(この場合は自分)に移すと言う事で、正式に自分の土地となります。
この土地決済にはいろいろな手続きが集約されていて1日で様々な手続きをすることになります。
土地決済の場では、自分と地主のほかに所有権移転登記を行う司法書士、仲介を担当する不動産仲介会社、自分が住宅ローンを借りる金融機関の担当者が立ち会うことが一般的です。
先程、「様々な手続きをする」といいましたが、わたしはこの日に
- 土地決済手続き
- 建物、土地のローン申請
- 土地仲介業者への仲介料支払い
- 司法書士への登記料の支払い
をおこなうことになり、この日だけでかなりのお金が動きました。
上記では立ち合いする人の中にハウスメーカーの担当者は入れていませんが、わたしの場合は司法書士の先生がハウスメーカーとお付き合いのある先生だったので、ハウスメーカーの担当者も同席してくれました。
通常、ハウスメーカーの担当者が土地決済の場に同席するものなのかは不明です。
地盤調査のところで「地盤が弱い場合」として補強工事について書きましたが、土地決済をした事で正式に自分の土地となり、補強工事もこのタイミングからできることになります。
地鎮祭
先程の土地決済を終える事で正式に自分の土地となりました。
これで晴れて家の建築に進むのですが、その前にやると事が一つあります。
それは「地鎮祭」です。
地鎮祭は必ずやらなければならないものでは無いですが、工事の安全を願ってやるものなのでやっておく事をおすすめします。
ハウスメーカーでもやる事を薦めてきますし、神社の神主さんも紹介してくれるのでセッティングする手間も省けます。
地鎮祭を行うために自分たちが用意するのは玉串料ぐらいで済みます。
(※中にはお供物なども自分で用意するケースがあるようです。)
地鎮祭での初穂料(玉串料)の相場は「3万円程度」。
わたし達家族は3万円を包みました。
服装などに悩む方もいるかもしれませんが、普通の普段着で大丈夫でしたよ。
地鎮祭についてはこちらの記事で細かく書いているので、もっと知りたい方は合わせて読むと為になりますよ。
地鎮祭で準備する物と服装は?地鎮祭の流れはこれを読めばバッチリ。


マイホームを建てる土地の流れ【まとめ】
以上が家を建てるための「土地の流れ」となります。もう一度おさらいをすると
- 土地売買契約
- 土地決済
- 地鎮祭
が自分達が主体となってやるイベント事になります。
これらの中に地盤調査や建築確認申請がありますが、これらはハウスメーカーでやってくれるのでわたし達は結果を待つだけとなります。
また、各イベント事のタイミングでお金の支払いがあるので、どのタイミングでいくら支払いが発生するのかを事前に確かめておくと経済的な不安が解消されると思います。
地盤調査の結果次第では土地の補強も必要になり数十万単位での出費が追加になるので、気持ちだけでも備えておくようにしましょう。
この記事を読んで「余計な出費はしたくない!」そんなふうに思ったあなたにはこちら!
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