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新築に和室を作ると後悔する?あると意外な便利な使い方を紹介

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和室

これから新築を建てる人の半分ぐらいの人が「和室」、もしくは「畳コーナー」を作るかで悩んでるって知ってますか?

人生に一度と言っていいぐらいの高い買い物だから、一度悩むと納得するまでに時間が掛かりますよね。

あなた

そうそう、ボクも早く間取りを決めて家を建てたいんだけど、和室を作るかで悩んでるんだよー。
和室は作った方がいいのかな?

しばろう

最近は和室の無い間取りプランも多いし、迷うよね。
作る方がいいかは人によってだけど、この記事のメリット・デメリットを見て判断してみてね。

この記事を読んでわかること

  • 和室の便利な使い方
  • 和室を作って後悔しやすいポイント
  • 新築に和室を作る場合のポイント

わたしの家では和室を採用しなかったんですが、いまだに未練があります。

無いものねだりかもしれませんが、わたしが和室でいいなーって思う事を書くので同じような環境の人は参考になりますよ。

この記事を読めば、作って後悔する人が多い和室に愛着を持って長い間住み続けることができること間違いなしです。

自分の理想を追い求めていつまでも満足の続く家づくりを目指しましょう。

新築に和室を作っても後悔しない便利な使い方

和室は日本の家に昔からある間取りなので、単純にレトロなイメージを持ってしまい「和室は作らなくていいや」と思う人もいるかと思います。

そんな人も日本人が昔から愛した和室の使い勝手を知る事で新築に採用したくなるはずです。

和室1部屋で様々なことができるのでその魅力を紹介します。

和室の便利な使いかた

  • 育児スペースや子供の遊び場
  • 昼寝のスペース
  • 座ってする家事仕事
  • 来客の宿泊スペース
  • ワーキングスペース
  • 仏壇や節句物の飾りを置く

育児スペースや子供の遊び場

小さいお子さんがいるご家庭では、子供の育児スペースや遊び場に悩んだりすることがあります。

赤ちゃんを布団で寝かせるとはいえ、フローリングの上だと可哀想ですし、ベビーベッドを買うとスペースを取られてしまう。

そんな時に都合がいいのが「畳」

畳はそもそも直に座るように作られていますし、クッション性、吸湿性に優れていますから赤ちゃんを寝かせる場所としてはとてもいい場所になります。

また、赤ちゃんじゃなくても小さいお子さんならおもちゃを放り投げてフローリングを傷つける事がありますが、畳の上なら大丈夫。

もし、傷がついても傷がついた畳だけを交換すればいいので精神的にも、お財布的にもダメージは少なくて済みます。

我が家は和室を作らなかったのでオモチャを落とした傷(むしろえぐれている)が何ヵ所かあります…。

そして、よく動き回る年齢のお子さんが遊んでる最中に転んでも畳の上なら怪我をするリスクが減るので安心できますよ。

昼寝のスペース

先程の赤ちゃんの寝床スペースと同様に大人の昼寝スペースとしてももちろん使えます。

フローリングの部屋だと直に寝ると床が硬いですし、ソファの上だと他の家族の邪魔になってしまいゆっくり昼寝できませんが、畳の上なら柔らかく心地よく寝る事ができます。

座ってする家事仕事

和室はゆっくり休憩する場所としてだけではなく、家事をする場所としても活躍してくれます。

アイロンがけや洗濯物を畳む時などの台や床を使うとやりやすい家事をする時に便利です。

中々ソファに座りながらアイロンがけや忖度物を畳むのは高さや広さの面でやりづらい部分があるので、床を広々と使える和室は家事で忙しいパパ、ママには重宝される間取りです。

来客の宿泊スペース

新築の家を買って住み始めたり、子供ができたりすると自分や結婚相手の両親が泊まりに来ることがあります。

そんなとき洋室となると使用目的が決まっている場合が多く、来客に宿泊してもらうには申し訳ない環境になっている可能性が高いです。

また、寝室は別で用意しているはずなので、ベッドもおそらく置いて無いでしょう。

フローリングの部屋に布団を敷いて寝てもらうのもちょっと悪い気がしますよね?

そんな状況になることを考えると、多目的(休憩、趣味等を含む)で使える和室が一部屋あるだけで、来客が宿泊することになっても気負うことなく対応することができるようになります。

ワーキングスペース

最近では在宅ワークも増えて自宅で仕事をする人が多くなっています。

在宅ワークは男性のイメージが強く思われがちですが、女性も在宅ワークをしてる方が多く居ます。

元々、家で仕事をしたり、趣味で何かしらする人は書斎を作る人がいますが、書斎を使うほとんどの人が旦那さんなのです。

そうなると奥さんやある程度成長してきたお子さんがリモートワークや趣味をするのに和室が有効活用されるわけです。

仏壇や節句物の飾りを置く

家を建て替える人、結婚、出産を機に新しく家を建てる人、状況は様々ですが、いずれ身内にご不幸があり仏壇を置く必要が出てくるタイミングがあるかもしれません。

また、新しく家族が増えて節句の飾り人形を置くことがあるかもしれないですよね。

仏壇や、節句の飾りのような和風の置物を置くのに、洋室ではさすがに雰囲気を壊してしまいますし、違和感があります。

節句の飾りは子供の成長と共に飾る機会は減るかもしれませんが、仏壇はしまう訳にはいかないので家の雰囲気を壊さないため、また故人にゆっくり休んでもらうためにも和室はあった方が都合がいいです。

和室を作って後悔しやすいポイント

和室の便利な使い方を見ているとカユイところに手が届くちょうどいい間取りだと思うと思いますが、いいことばかりではなく「うっかり後悔」してしまいそうなポイントもあるんです。

和室を作ろうと思っている人は、ここをよく読んで決めると後悔する可能性が減りますよ。

和室の後悔しやすいポイント

  • 畳の買い替え費用がかかる
  • ダニやカビが発生しやすい
  • 洋風の家具が合わない
  • 日当たりが良いと畳が日焼けする
  • 間取りがうまくいかないことも

畳の買い替え費用がかかる

畳は長い間使えますが、期間はボロボロになるまでの半永久的ではなく7〜8年が一般的な買い替えどきと言われています。

畳は表面と裏面の両方使う事ができ、片方で3〜4年使えます。

両面を使った後で畳の表面がキレイだとしても内部は崩れている事があります。

この内部の部分が崩れてしまうと買い替え時となります。

表面的にはわかりづらい部分の劣化になるので、寿命年数になったら綺麗な状態に見えても買い換えるのをおすすめします。

ダニやカビが発生しやすい

畳は特別な掃除などは不要で扱いやすいですが、ジュースなどの飲み物をこぼしたときがやっかいです。

畳は【い草】を編み込んでできているため、吸湿性が良く、編み込みのスキマに液体が入りやすい特徴も持っています。

そのため、畳にジュースなどの液体をこぼすと内部まで染み込んでしまい。

乾くまで時間が掛かってしまいます。

それが原因でダニやカビが発生するリスクを持っているので、畳が濡れてしまった時は部屋を換気して乾かすようにしましょう。

洋風の家具が合わない

当然のことながら、和室の装飾が純和風で有れば洋風の家具は統一感が無くなり、デザイン的に合わなくなります。

また、最近では和風の家具といってもモダンな物が多いので純和風なタンスやテーブルなどは探すのがちょっと大変になことがあります。

日当たりが良いと畳が日焼けする

最近では畳にもいろいろなカラーバリエーションがあり、畳のデザイン性を楽しむことも醍醐味の一つと言えます。

そんな畳ですが、和室の日当たりが良く直射日光を長時間浴びる状態だと畳が日焼けしてしまいます。

間取りがうまくいかないことも

新築に和室を作ろうとする場合、洋室を必要な分だけ確保した後に追加で和室を検討するパターンが多いです。

初めから自分の部屋は和室がいいと言って和室を作るご家庭もあるかとは思いますが、今回テーマにしている和室は家族の共有スペースとして使う事を目的としてます。

そのため個人の部屋としての和室を作るパターンは除外します。

話を戻しますが、家族一人一人の部屋を確保した後に和室を作るとなると、スペースの確保がしづらいという問題が出てきます。

そのため和室を追加するために家を大きくするか、各部屋の広さを小さくするか、リビングの一角に「畳コーナー」として作るかの選択になってきます。

新築に和室を作る場合のポイント

新築に和室を作ると後々後悔する人がいます。

たぶんですけど、和室についての知識や、どんな和室がいいかのイメージが薄い人が後悔するんだと思います。

洋室だったら「こんなクロスで、床はこんな色、ドアのデザインはこんな感じ。」

とイメージが膨らみやすく後悔もしづらいのが理由かなと。

そんな洋室のように和室もいろんなパターンや、カスタマイズできる物を知れば後悔することも減っていくはずです。

これから和室を作る人のためにいくつかのポイントを紹介します。

新築に和室を作る場合のポイント

  • 広さはでも最低4.5、畳6畳ぐらいあれば満足できる
  • リビングと繋がった場所に作る
  • ふすまの柄や障子、クロス、照明でイメージを変える

広さはでも最低4.5、畳6畳ぐらいあれば満足できる

いざ、「和室を作るぞ!」と言っても、いったいどれぐらいのスペースで作ればいいのかわからないですよね?

スペースに関して正解はないですし、用途にもよりますが、狭くても4.5畳ゆったりしたいなら6畳あるといいです。

ちょっとした家事スペースや昼寝スペースとして使うなら4.5畳ぐらいでもいいですし、客間や子供の遊び場として使うなら6畳は欲しいところです。

リビングと繋がった場所に作る

和室を作る場所はリビングと隣接した場所に作ることがおすすめです。

リビングから離れた場所に作ると「目的」がある時以外あまり使わなくなってしまいます。そうなってしまうとせっかく作ったのにもったいないですよね。

リビングに隣接する場所に作っておけば食後の休憩やリビングにいる子供の様子を見ながら趣味の作業をする事ができます。

そして、リビングに隣接した和室が小上がりになっていれば段差に腰をかけて椅子がわりにもなるので便利ですよ。

ふすまの柄や障子、クロス、照明でイメージを変える

和室を作る時にコテコテの純和風な空間を想像して作りがちですが、家自体が洋風だったりモダンな家だと少し浮いて感じてしまう事があります。

これが和室を作って後ほど後悔する要素の一つです。

そんな事態を避けるためにふすま、障子、クロス、照明などを少しモダンなデザインにすると和室だけど和室じゃないオシャレな空間ができあがります。

この和室だけど和室じゃない空間は和室の趣きを残しつつモダンな雰囲気があるので現代アートに通じる空間を演出する事ができます。

例えば緑色のイメージが強い畳の色を茶色い畳にしてクロスを黄色みのある白、照明を間接照明風にするとオシャレなカフェの様な空間ができ上がります。

カスタマイズのバリエーションは多数なのでいろいろな組み合わせを考えるのも面白いですし、その分愛着が湧きますよ。

まとめ:新築に和室を作ると後悔する?あると意外な便利な使い方

今回は、新築で和室を作るかで悩んでる人に対して

・和室の便利な使い方
・和室で後悔しがちな点
・和室を作るときのポイント

をお伝えしました。

それぞれの中身をもう一度おさらいしましょう。

和室の便利な使いかた

  • 育児スペースや子供の遊び場
  • 昼寝のスペース
  • 座ってする家事仕事
  • 来客の宿泊スペース
  • ワーキングスペース
  • 仏壇や節句物の飾りを置く

それぞれ洋室でも工夫すればそれなりにこれらの用途はできますが、和室の場合は1部屋で全部こなせるところが凄いところですよね。

中でも、育児スペースや子供の遊び場、昼寝のスペース、仏壇や節句物の飾りを置くでは使い勝手が最高レベルです。

和室を作らなかったわたしとしては後悔しているポイントの1つです。

和室の後悔しやすいポイント

  • 畳の買い替え費用がかかる
  • ダニやカビが発生しやすい
  • 洋風の家具が合わない
  • 日当たりが良いと畳が日焼けする
  • 間取りがうまくいかないことも

注意ポイントとして上記の項目をあげましたが、畳は消耗品と考えればカビやダニ、日焼けなどはあまり気にしなくてもいいのかなと思います。

まぁ、その分お金はかかりますが…

大きな問題として「間取りがうまくいかない」ことも考えられますが、これは自分なりに大丈夫な方法を考えられると問題ではなくなります。

新築に和室を作る場合のポイント

  • 広さはでも最低4.5、畳6畳ぐらいあれば満足できる
  • リビングと繋がった場所に作る
  • ふすまの柄や障子、クロス、照明でイメージを変える

今回紹介したことを意識して和室作りをすれば使い勝手がよく、数十年経っても後悔しない和室が作れること間違いなしです。

また、これらのポイントはリフォームで和室を新しく作ろうとしてる人にも有効なものばかりなので是非参考にしてください。

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