
どうも、「ゆるしば住宅ブログ」管理人のしばろうです。
マイホームを購入しようと考えたとき、どのハウスメーカーで家を建てるか選びますよね。
この時にテレビCMのイメージや住宅展示場にあるモデルハウスの外観だけで検討を始めると後々の後悔に繋がってしまう恐れがあります。



えー!見た目とか、メーカーのイメージで選んじゃダメなの?
なら何を基準にハウスメーカーを選べばいいの?



もちろん家の見た目とかメーカーのイメージも理想の家づくりには大切だけど、どんな間取りがあるのか、必要な予算はどのぐらいなのか、本当にテレビCM通りの家になるのか・・・
色々と考えたり、調べたりすることがあるんだよ。



そんなに考えなきゃいけないことがあるの??家づくりってもっと簡単だと思っていたよ。
家の建て方は学校や塾では教えてくれないので、実際に家を建てるためにやっていくことを知らない人がほとんどです。
「家を買うぞ」と決めて行動を起こしてから知ることがほとんど・・・
家づくりを深く、真剣に考えないで安易な気持ちで建ててしまうと後悔する可能性が高いので、この記事を読んだ方は後悔しない家づくりをするためにしっかりと勉強をして行きましょう。
この記事を読んでわかること
・ハウスメーカーの失敗しない選び方
・ハウスメーカー選びでやってはいけないこと
・ハウスメーカーを選びきれないときに考えること
わたしは住宅知識“0”の状態からマイホームを購入しました。
購入検討を始めた当初から自分の知識の無さを痛感し、「このまま購入したらマズイ」と思い、かなりの量の情報収集や勉強をしたんです。
本記事では住宅購入を意識したばかりの人をターゲットに初期段階で必要な情報と考え方を説明していきます。
もうすでに自分の中で「理想の間取り」が出来上がっている人はこちらの間取りシミュレーション
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ハウスメーカーの失敗しない選び方【 5つのポイント 】


一言でハウスメーカーを「選ぶ」といっても何を基準にどうに選んでいいか、選ぶときに見ておくべき項目について何もわからないですよね?
そんなあなたのために
・工法からメーカーを選ぶ
・希望のデザインや間取りで選ぶ
・予算に釣り合った価格で決める
・実際に家を建てた人の意見を聞く
・担当者との相性を見極める
などの観点から見た【 5つのポイント 】に沿って、ハウスメーカーの失敗しない選び方を紹介していきます。
工法からメーカーを選ぶ
わたしたちが住む一般住宅は「工法」といって、いろんな形式の枠組み方式があります。
・木造軸組
・2×4(ツーバイフォー)
・プレハブ
・重量鉄骨
・鉄筋コンクリート
・ログハウス
など、これらが主な工法の種類となっています。
それぞれ、工法の特徴を説明して行きますね。
木造軸組


日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた構法で、在来工法とも呼ばれています。 主に柱や梁といった軸組で支える工法でよく見る木枠の家です。
2×4(ツーバイフォー)


2×4(ツーバイフォー)工法は、木造建築の工法で「木造枠組壁工法」のひとつです。「2」と「4」という数字が出何を表しているかというと、家を建てるときにつかわれる角材のサイズが「2インチ×4インチ」だからです。
プレハブ


プレハブとは、プレハブ工法ともいわれ、建物の一部やすべての部材を工場で生産・制作し、現場で組み立てる建築方法です。
重量鉄骨


骨組みとなる鉄骨に、厚さ6mm以上の鋼材を使ったものを、重量鉄骨造と言います。柱や梁などの接合部を、ボルトで剛接合するのが特徴で、超高層を含むマンションや、ビルなど頑丈な建物の構造として採用されています。
鉄筋コンクリート


主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものを指します。
ログハウス


ログハウスとは、丸太を積み重ねた壁によって構成される建物のことをいいます。
最近は、丸太を積み重ねなくても、太い丸太をそのまま使用した建物をログハウスと呼ぶこともあります。
それぞれメーカーごとに得意な工法があるので気になる工法からハウスメーカー探しをするのもいいですね。
希望のデザインや間取りで選ぶ
一言でデザインといってもかなりの種類があります。
- 和風モダン
- 洋風モダン
- シンプルモダン
- 北欧テイスト
- ラグジュアリー
- カリフォルニアスタイル
など、例をあげればキリがないほどです。
基本的にはどこのハウスメーカーでも一通りのデザインは選べますが、家も商品、メーカーごとにそれぞれ規格化されているので細かいところまでこだわろうとすると制約があり、実現しないことがあります。
「特に細かいこだわりはなく、ある程度デザインがまとまっていればいい」
という方はハウスメーカーでの建築をオススメしますが、
「いや、自分の理想を貫いて細かいところまでこだわりたい」
という方は「工務店」を検討してみるといいですよ。
工務店の場合、規定の商品ラインナップが無く、お客さんの希望をヒアリングしながら設計に落とし込んでいくためアレンジの自由度が高いんです。




予算に釣り合った価格で決める


マイホームを自分の理想通りに作ることが何よりも大事なことですが、それには「お金」が深く関わってきますよね。
例え“住めればシンプルな家で良い“といっても、買うのは「家」なので多額な予算が必要になってきます。
なので、ここは実際に各ハウスメーカーさんや、工務店さんのホームページを調べてみたり、カタログ請求をして調べてみた方がいいです。
ここでそれぞれの“坪単価”がわかり、ある程度の価格予想ができると思います。
わかりやすく各ハウスメーカーの坪単価を表にまとめたのでこちらの記事も一緒に読むことをオススメします。
ハウスメーカーの坪単価を徹底比較!これで予算の心配ご無用!!


あとは、予算を決めるポイントとして自分の年収とこれから退職するまでに得られるだろう総収入、家族構成などを考える必要があります。
これは人によって変わるので一概には言えないのですが、住宅ローンを組むなら
「年収の5倍以内」
が望ましいようです。
年収が500万円であれば2500万円以内のローンを組むといった具合です。
年収の5倍以内であれば家計を圧迫する心配もなく、急な出費があっても何とかカバーできる返済額と言えるようです。
ここに頭金が上乗せされるので、上記のローンで例えると「500万円の頭金+2500万円のローン=3000万円」の家が無理の無い金額の目安と言えます。(繰り返しますが、人によって変わります。)
あとは、家を建てる土地を所有しているかどうかにもよります。当然ですが、家を建てる土地がなければいくら理想の家を求めても建ちませんし、家に使える金額も変わってきます。
なので、上記をまとめると【家代+土地代=頭金+年収の5倍ローン】と言うことになります。
厳しいですが最大限の理想を求めたいところではありますが、お金を天秤にかけて叶えられる範囲の理想を求めて行きましょう。
こちらの記事“マイホーム購入のタイミングと失敗しないための【5つのポイント】”でマイホーム購入時のお金について書いているので一緒に読むとお金に関しての不安が減りますよ。


実際に家を建てた人の意見を聞く


家は人生最大の買い物と言っても過言では無いですよね。
なので、家も家電のように他の方のレビューを参考にすることをお勧めします。
最近はネットもいろんなサイトがあるのであらゆる物の評判がわかります。
しかし、ネットはあくまでネット。紹介してる商品に携わっている人はいい事を書きますし、個人的な怨恨がある人はとても悪い評価を書くので見るサイトによっては情報や印象が偏ってしまう恐れがあるので気を付けてください。
そうは言っても何かを判断するには基準が必要ですから、初めのうちは私もネットで良く聞く名前のハウスメーカーや工務店を調べていろんな人の評価を見ました。
もちろん、それぞれのメーカーのHPも。
結果、家を建てた地域や場所、個人の考え方で情報にバラつきがある事がわったんです。
みんながみんな同じ評価をつける事は無いので、これはある意味当然の結果ですね。
一応自分で調べた結果なのでネットで得た情報と知識を頭に入れつつ、実際に家を建てた友人、知人の話も聞いてみる事にしました。
都合よく私の周りの家を建てた人達は、一つのメーカーに偏る事なく様々なメーカーで建てていたので「住んでる人の生の声」を聞くには丁度いい環境でした。
いろんな人の話を聞く中で核心を持った事は、
・それぞれのメーカーのアピールポイントに嘘はない。
・値段設定も公開している値段とほぼ同等。
と、言う事です。
上にはあげていませんが、もちろんいい点、悪い点についての話も聞く事が出来ました。いい点も悪い点も共通して言える事は、「自分の理想と選んだメーカーのセールスポイント不一致」です。
というプラスの意見もあれば、
というマイナスの意見もあり、メーカー選びが上手くいったかどうかで満足度が変わるようです。
住宅展示場などで各メーカーを見学しても当然マイナスポイントはあまりオープンにはしないので、気になる会社が見つかったら実際に住んでる人の意見を聞くのが1番だと思います。
担当者との相性を見極める
家づくりと担当者はあまり関係ないように思いますが、個人的には家づくりにとって担当者はかなり重要な要素だと思ってます。



それは担当者が仕事のできる人かどうかで決まるってこと?



もちろんそれはあるけど、さすがに見極めるのは無理でしょ(笑)
まずは「自分に合いそうな人か?」が大事だよ。
担当者も同じ人間ですからいろんな人がいます。
頼りなさそうな人。イケイケで強気な人。安定感のある人。
それぞれ、その人なりの強みというか武器を持っていると思うんです。その武器を引き出せるのが、自分との「相性」だと思っています。
仲良くなった中で難しいことは難しいと教えてくれたり、代替案をしっかりと提案してもらえるなど、建設的なコミュニケーションを取れるような関係になれたらベストですね。
これはちょっとした余談ですが…
住宅展示場で各ハウスメーカーごとにアンケートを書きますよね?そのアンケートを渡してきたスタッフがあなたの担当者になります。
「この担当者、ちょっと嫌だなー」と思ったら違う人と代わってもらうこともできますが、言いづらいですよね?なので、第一印象でちょっと嫌かもと思ったらアンケートはスルーしてください。
住みたい家の理想像を明確にしておく
このポイントは今まで説明したポイント全てを網羅した内容になり、最も基本的な内容です。
ハウスメーカー選びをする時に1番重要なのが、
「住みたい家の理想像を明確にしておく」こと。
初めは「将来は自分で家を建てて住みたいなー」と、こんな感じで家を建てることに関心を持ち始めると思います。
でも、これだけだと絶対に失敗しますよね?
だからこそ、失敗しないためにこれまでに説明したポイントを頭に入れておく必要があるんです。
もっと言うなら、
・どんな場所に家を建てたいのか
・庭は必要か、大きさはどれぐらいか
・必要な部屋数は?
・どんなデザイン・スタイルにするか
・どんな間取りに憧れを持っているか
・空調設備、断熱性を重視するか
・住みたい地域の気候はどうなのか
のような条件を事細かに書き出して、優先順位をつけて行きます。
その書き出した優先順位表をもとに各ハウスメーカーと相談して、できる、できないを精査していき1番自分の理想に近いメーカーを選ぶと後悔のしにくい家づくりができますよ。
ハウスメーカー選びでやりがちな失敗
さんざんハウスメーカー選びのポイントを説明してきましたが、ここでは「やりがちな失敗」について説明して行きます。
たとえ、選ぶポイントを理解していても失敗してしまうのが人間…
これを読んで少しでも失敗をしないように気をつけてください。
メーカーの知名度を盲信してしまう
家を購入する時、「この会社は自分でも聞いたことがあるぐらい有名だ。だからここを選べば間違い無いだろう。」と思いたい気持ちはわかりますが、そういう選び方はやめましょう。
確かに、有名なのには「高品質」、「仕事が早い」、「丈夫な作り」などの理由はもちろんあるとは思いますが、単純に広告を他社よりも多く打ち出しているだけという可能性もありますし、
有名な会社に家づくりをお願いすれば100%満足する家ができますか?
という疑問も生まれます。
なので、ここは知名度は考えずに本当に自分が住みたい家を作れそうなハウスメーカーを選ぶ努力をしましょう。
知人の勤めている会社にお願いする
知人の勤めている会社にお願いすることが失敗ということではありません。むしろ自分にとっていい方向に転がる可能性も十分にあります。
ですが、知人が良かれと思ってやってくれたことが自分の理想と違った場合「それはやめてほしい」ときっぱり言えるかどうかが重要になってきます。
その場では言いづらため、そのまま知人の案で進めたとして、のちのち断ればよかったと後悔することは目に見えています。それだけならいい方で、ハッキリと断ったせいで知人との関係も悪化してしまう恐れがあります。
家の作りで後悔し、知人との関係も壊れてしまう可能性があるので、自分の意見をハッキリと言える環境で家づくりをすることをオススメします。
【 5つのポイント 】ハウスメーカーの失敗しない選び方、決める前に考えておくこと まとめ
ハウスメーカーの失敗しない選び方として5つのポイントについて説明しましたがどうだったでしょうか?
念のため、もう一度5つのポイントについておさらいしましょう。
・工法からメーカーを選ぶ
・希望のデザインや間取りで選ぶ
・予算に釣り合った価格で決める
・実際に家を建てた人の意見を聞く
・担当者との相性を見極める



家づくりってもっと簡単だと思っていたけど考えることが沢山あるんだね。
でも、おかげで理想の家が建てられそうだよ。



家って高い買い物だし考えることが多いから時間をかけてゆっくり進めていけばいいよ。
実際、私が「マイホーム購入」を意識して契約をするまでに約1年かかっていますが、建築をお願いするメーカーが決まるまでは約3ヶ月程度です。
これはじっくり考えたい派の人からすると少し早いと思うかもしれない期間です。
たまたま、自分のイメージに近い家が作れるハウスメーカーが早く見つかったこと、本記事で紹介した5つのポイントを早い段階で押さえていたこと、家に対する具体的な理想像を持っていたこと、この3つがうまく合わさった結果、早く家づくりを進めることができました。
わたしの場合は運が良かっただけなので、これから家づくりをする人は焦らずじっくりと進めていってください。
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