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吹き抜け、リビング階段の間取りの家で気をつけることは?

吹き抜け、リビング階段
しばろう

どうも、「ゆるしば快適家づくり」管理人のしばろうです。

最近はいろんな間取りを取り入れた家が増えてきて、これから家を建てる人にとっては目移りして大変ですよね。

いろいろな間取りがある中で安定して人気のある「吹き抜けとリビング階段」について紹介していきます。

あなた

ボクの周りにも吹き抜けやリビング階段を採用した人が結構いるよ。
オシャレでいい間取りだよね。

しばろう

うん、オシャレで開放的だから人気の間取りなんだけど、実は気をつけないといけない事があるんだよ。

あなた

えっ、そうなの?
周りの友達は何も言ってなかったけど…
何か問題あった?なんて聞けないけど、気になるなぁ。

しばろう

大丈夫、この記事を読めば気をつけないといけないポイントとその改善策がわかるよ。

吹き抜けとリビング階段のメリットについてはいろんなサイトで紹介しているので、本記事では取り入れた時の気をつけるポイントに重点を置いて話を進めていきます。

この記事を読んでわかる事

  • 吹き抜け、リビング階段がどんな間取りか
  • 吹き抜け、リビング階段のメリット
  • 吹き抜け、リビング階段が影響を与える屋内環境

先程も言いましたが、本記事では吹き抜け、リビング階段を採用する時に事前に覚悟しておかないといけない注意ポイントとその対策については紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ

  • 吹き抜け、リビング階段が影響を与える屋内環境が知りたい
  • 吹き抜け、リビング階段の影響を事前に対策できるのか知りたい
  • 家を建てた後からでもできる屋内環境の改善策が知りたい
あなた

んー、気をつけるポイントとその改善策…
気になるなぁー、早く教えて!

しばろう

わかったよ、ちゃんと説明するから最後まで読んでね。

目次

リビング階段とはどんな間取り?

廊下などから上階に繋がっている階段とは違って、リビングから上階に繋がっている階段のことを指します。

リビングから直接上階に上ることができるので廊下を作らなくて済み、スペースをムダにしない間取りとして人気があります。

そして、リビングから上階に直接つながる空間のため、階段の上にはなにも遮るものが無く吹き抜けができるようになってます。

※一部リビング階段でも例外的な間取りの場合もあります。

吹き抜け、リビング階段のメリット

たくさんの人達から人気が出るのは、それなりのメリットがちゃんとあるからなんです。

ほんの一部ですが、そのメリットを紹介します。

・開放感があって広く視える
・家族が顔を合わせやすい
・オシャレな家になる

開放感があって広く視える

先程も少し話しましたが、リビング階段にするとその上部は何もなく、開放的な吹き抜け空間になります。

そうすると必然的にリビングの天井は高くなり空間が広く視えます。

実際には天井が高いだけでなんですが、床面積の広さも視覚的に広く感じることができるんです。

また、高くなった天井までの壁も窓を付けることによって通常よりも光が入り、明るく気持ちのいい空間ができあがります。

家族が顔を合わせやすい

リビングといえば家族団欒のスペースですよね?

玄関入ってすぐの階段から2階に上がれるような間取りになっていると、リビングを通ることが無いので、顔を合わせない家族が出てきてしまいます。

思春期を迎えたお子さんなどにそんなケースが多いのではないでしょうか?

それでも、リビング階段で2階に上がる間取りになっていれば、自然と家族が顔を合わせる機会が作れるという訳です。

それほど家族と話す時間がない家庭でも、挨拶する時間が有るのと無いのとではコミュニケーションの時間が全然違うので年頃を迎えたお子さんをお持ちの家庭、これから年頃を迎えるお子さんのいる家庭にはいい間取りです。

オシャレな家になる

人によってオシャレの感じ方はそれぞれですが、「開放感があって、光の入る明るい家」と聞けば誰もがオシャレな家を想像すると思います。

また、一つの吹き抜けがあることで空間も大きくなり、自分好みの部屋にしやすいという部分も大きな魅力です。

開放感があって光が入るだけの部屋じゃ物足りない!という方にはカスタマイズのやりがいを感じる間取りです。

カスタマイズの例としては、

・吹き抜けの壁でボルダリング
・図書館のような大きな本棚
・七夕やクリスマスの飾り付け

などもできて、アクティビティの1つとしても活用できます。

吹き抜け、リビング階段のデメリット

吹き抜けとリビング階段にはいいメリットがありましたが、残念ながらデメリットもあります。

・2階の間取りに影響が出る
・吹き抜け、リビング階段のある家は室内温度に注意

ただ、解決策もあるし、人によっては対して気にならない可能性もあります。デメリットについて説明していくので自分にとってはどうなのか判断してみてください。

2階の間取りに影響が出る

吹き抜けを作ると、吹き抜けの大きさの分スペースが使えなくなってしまいます。

2階のどの位置に階段を作るかによりますが、1部屋分ぐらいスペースを失ってしまうので「たくさん部屋を作りたい。」という人には不向きな間取りと言えます。

吹き抜け、リビング階段のある家は室内温度に注意

吹き抜け、リビング階段のある家は光が入るのでとても過ごしやすい空間をイメージしがちです。

ですが、それは気候的に過ごしやすい「春」、「秋」の話です。

吹き抜けがあることによって、「暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質」の影響を受けてしまいます

その差が1℃や2℃でなら許容範囲内ですが、差が大きい家では4〜5℃近くの温度差ができてしまいます。

夏場、1階は涼しくても2階は暑くてとても過ごせないという事態に陥りやすいです。

最近は各部屋にエアコンを設置している家が多いので部屋の中で過ごす分には問題ありませんが、せっかく開放的な家に住んでいるのに引きこもりになるのは勿体ないと個人的に思ってしまいます。

また、2階の空気を冷やすためにエアコンも稼働し続けないといけないのでお財布にも優しくないです。

冬場も夏場と同様です。冬に関して言えば夏よりも電気代が高いので、より出費が多くなってしまいます。

吹き抜け、リビング階段のある家で快適に過ごす方法【4選】

先ほど、デメリットで“2階の間取りについて”と“屋内の温度差”について説明しましたが、気になるのは屋内の温度差ではないでしょうか?

あなた

温度差が大きくて大変なのはわかったけど、やっぱりオシャレな家に住みたいなー。
何かいい方法はないの?

しばろう

大丈夫、ちゃんと温度差に対しての対策はあるよ。
これから家を建てる人にも、すでに住んでいる人にも有効な方法があるから教えるね。

これから家を建てる人、すでに住んでいる人、それぞれに有効な手段を紹介します。

これから紹介する対策を全て採用できればかなりの効果を期待できますが、どれか1つを実践しても効果ははっきりと出るので、できることだけをやれば十分生活環境は変わります。

すでに家を建てた人でも間に合う対策はあるので諦めないでくださいね。

全館空調のある家にする

空気の性質をほぼ無視して1年中快適に過ごせるのが全館空調です。

全館空調は1台のエアコンで家全体の温度を一定に保てるシステムです。

今ではいろんなハウスメーカーで取り扱っている全館空調にも種類があり、1台のエアコンで家全体の温度を調整するタイプと各階にエアコンを設置して階ごとに温度調整できるタイプがあります。

1台で家全体の温度調整するタイプも複数台で調整するタイプも各部屋、各ポイントにエアコンの吹き出し口があるので一定の温度を保つことができます。

1台タイプと複数タイプの違いは、1台タイプは家全体を同じ温度に保つのですが、複数台タイプは各階層にエアコンがあるので階層ごとに温度を変えられるという特徴があります。

高断熱、高気密の家にする 

屋内の温度に影響を与える要因の1つとして外気の影響もあります。

真夏の猛暑日に家の中でクーラーをフル稼働させても断熱性や気密性が低ければ外気の熱が屋内まで伝わってしまい暑いままとなってしまいます。

普段の生活では隠れてしまい見えない部分になってしまいますが、住み良い環境を作るには重要な部分です。

当然、外気の影響を受けるということは空調機器のエネルギー効率が悪くなってしまうので光熱費が高くなってしまう原因にもなります。

ハウスメーカーによっては断熱性、気密性に力を入れているところがあるので、そういった観点で検討するのもありですね。

ロールスクリーンで空気の流れを遮断

もうすでに家を建ててしまった人にとっては全館空調や断熱性、気密性のUPは難しいので、ロールスクリーンの導入をオススメします。

ロールスクリーンはカーテンや仕切り、目隠しなどで使うことが多いのですが、簡易的な「壁」としても活躍してくれます。

リビング階段の形状によっては上り口だけをふさげば済むこともありますし、階段がオープンになっている場合では上り口と階段横に設置すると効果があります。

オープンタイプの階段の家庭で、あまりものを取りつけたくないなという場合は階段の側面だけでも効果は出るので試してみるといいですよ。

また、ロールスクリーンにも種類があって柄が無くシンプルなものから絵や模様の入った可愛いものもあるので興味がある人は調べてみるといいですね。

シーリングファンで空気を循環させる

シーリングファンは吹き抜けのある家には必須と言ってもいいぐらいの心強い味方です。

シーリングファンを吹き抜け部の天井に設置して回転させることで、家の中の空気を強制的に循環させて混ぜることができます。

空気を混ぜることで1階と2階の温度差がなくなり、快適に過ごせるようになるんです。

また、回転方向を選べるファンを使うことで空気の流れを決めることができます。

シーリングファンの効果的な使い方をこちらの記事「シーリングファンの回転方向には意味がある。プロが教える意味とファンの扱い方」で紹介しているので取りつけを考えている方は読むことをオススメします。

全館空調の家でもー1階と2階では多少の温度差が出ることがあるのでシーリングファンをつけることをオススメします。

シーリングファンにも大きさや形、色など様々なものがありオシャレな空間を演出する1つのアイテムにもなってくれます。

今回は吹き抜け上の天井にファンをつけることをオススメしていますが、シーリングファンにはライトがついているタイプもあるのでリビングにつけてカフェのような空間を演出することもできますよ。

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【吹き抜けのある家】リビング階段の家で気をつける事は? 【まとめ】

本記事を通して吹き抜け、リビング階段の魅力を再認識して、その上で気をつけなければいけないポイントを知ってもらえたでしょうか?

本記事で説明したメリット、デメリットとしては

・開放感があって広く視える
・家族が顔を合わせやすい
・オシャレな家になる

・2階の間取りに影響が出る
・吹き抜け、リビング階段のある家は室内温度に注意

というのがありましたね。

オシャレな家の例としては、

・吹き抜けの壁でボルダリング
・図書館のような大きな本棚
・七夕やクリスマスの飾り付け

このような使い方もオススメです。

吹き抜け、リビング階段で特に気をつけなければいけないポイントとして、室内温度に注意しないといけないということを説明しました。

それは、吹き抜けによって1階と2階が空間としてつながるため、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まってしまい室内に温度差ができてしまうからですね。

その温度差も差が大きい家では4〜5℃の温度差ができてしまいます。

そんな温度差ができてしまわないようにする改善策としては、4つの方法がこちら。

4つの方法

  • 全館空調のある家にする
  • 高断熱、高気密の家にする
  • ロールスクリーンで空気の流れを遮断する
  • シーリングファンで空気を循環させる

以上、4つの方法です。

これらを全て採用できれば室内温度を快適に保つことができますが、れか1つでも大きな効果を得られます。

全館空調の導入や家の高断熱、高気密化は家を建てた後では難しいので、後からできるロールスクリーンの設置やシーリングファンの設置をして対策を取るのがやりやすい方法です。

今現在、屋内の温度差で悩んでいる方は是非設置してみてください。

まずは、できることから試して住みやすい家づくりをしてみてください。

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